世界陸上 やり投げ 女子
世界陸上、女子やり投げの北口榛花選手が14位で予選敗退という結果になりました。
ニュースを見た瞬間、思わず「えっ…」と声が漏れてしまいました。
彼女の実力を知っているだけに、予選通過は当然だと思っていたので、正直驚きました。
でも、これは仕方がないことなのかもしれません。
なにしろ故障明けですから。
万全の状態で臨めなかったのは、本人が一番悔しいはずです。
とはいえ、「故障明けだから仕方ないよ」という慰めの言葉は、本人にとっては何の意味もないでしょうね。
アスリートとして、そして世界女王として、どんな状況でも結果を出したかったはず。
しかも今回は東京開催。
地元での世界陸上という特別な舞台だっただけに、悔しさは計り知れないと思います。
応援していたファンも、彼女の投げる姿を心待ちにしていたはずです。
私自身、仕事から帰ってくるのがだいたい夜10時くらいなので、ちょうど決勝種目が放送されている時間帯。
テレビをつけると、熱戦が繰り広げられているのですが、今回は北口選手の姿を見ることはありませんでした。
それがなんとも寂しくて、ぽっかり穴が空いたような気持ちになりました。
北口榛花選手は、ただの強い選手ではありません。
彼女の存在は、日本人でも世界の舞台で堂々と戦えるんだということを、私たちに教えてくれました。
長身を活かしたダイナミックなフォーム、そして何よりも、勝負にかける強い気持ち。
彼女の投げる姿には、いつも勇気をもらっていました。
今回の結果は残念ではありますが、これで終わりではありません。
むしろ、ここからが再スタート。
きっと彼女なら、ロサンゼルスオリンピックで見事に復活してくれると信じています。
悔しさをバネに、さらに強くなって戻ってくるはずです。







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