スーツにスニーカー
今朝の通勤途中、ふとした瞬間に目に留まった光景がありました。
スーツ姿の若い男性が、足元に白いスニーカーを履いていたんです。
ぱっと見は違和感があるようで、でもよく見ると全体のバランスが取れていて、むしろスタイリッシュ。
最初は「たまたまかな？急いでいて革靴を履き忘れたのかな？」なんて思ったんですが、駅のホームを見渡してみると、同じようなスタイルの人がちらほら。
黒やネイビーのスーツに、ニューバランスやアディダスのスニーカーを合わせている人が何人もいて、しかもみんな堂々と歩いているんです。
いやはや、時代は変わったなぁ…と、思わず心の中でつぶやいてしまいました。
昔は「スーツには革靴一択」というのが常識でした。
私が新卒で入社した頃なんて、スーツにスニーカーなんて考えられませんでしたし、実際に「社会人たるもの、革靴を履け」と上司から注意されたこともあります。
靴の手入れも仕事のうち、なんて言われて、毎週末に靴磨きをしていたのが懐かしいです。
でも今は、機能性や快適さが重視される時代。
リモートワークやフレックス制度が広がって、働き方が多様化する中で、服装の自由度もぐっと上がってきたように感じます。
特に若い世代は、見た目の堅さよりも動きやすさや自分らしさを大切にしている印象があります。
スーツにスニーカーというスタイルも、もはや“非常識”ではなく、“新しい常識”になりつつあるのかもしれません。
正直に言うと、スーツにスニーカーって、ちょっと羨ましいです。
長時間の立ち仕事や外回りのとき、革靴だと足が痛くなることもあるし、雨の日なんて滑りやすくて最悪です。
スニーカーならクッション性もあるし、歩きやすさも段違い。
しかも最近は「ビジネススニーカー」なんていうジャンルもあるらしくて、見た目は革靴っぽいのに履き心地はスニーカー並み。
これはちょっと気になりますね。
今度、休日に靴屋をのぞいてみようかなと思っています。
スーツに合うスニーカーを一足持っておけば、通勤ももっと快適になるかもしれません。
時代の変化を感じながら、自分のスタイルも少しずつアップデートしていくのも悪くないですね。
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