ぬい活
最近、SNSでよく見かける「ぬい活」というものが気になっています。若い人たちがぬいぐるみを連れて出かけ、写真を撮ったり、一緒にカフェで過ごしたりしている様子を見ると、最初は正直「自分には関係ない世界だろう」と思っていました。しかし、仕事のストレスが積み重なる日々の中で、ふとその写真の柔らかい雰囲気に癒やされている自分に気づきました。気づけば、「自分もやってみたらどうなるんだろう」と考えるようになっています。
中年のサラリーマンがぬいぐるみを持ち歩くなんて、周りの目が気になるのではないかという不安もあります。ただ、よくよく考えてみると、誰かに迷惑をかけるわけでもありませんし、自分の気持ちが少しでも軽くなるなら、それで十分なのではないかと思い始めています。むしろ、忙しさに追われて見落としていた景色や時間を、ぬいを通して取り戻せるのではないかという期待すらあります。
先日、試しにネットで小さめのぬいぐるみを探してみました。思っていた以上に種類が多く、どれも個性があって可愛らしく、選んでいるだけで気持ちが和らぎました。カートに入れようかどうか迷いながら、まるで新しい趣味を始める前のワクワク感を久しぶりに味わいました。中年になってから、こんなふうに心が動く瞬間があるとは思っていませんでした。
もし実際にぬい活を始めたら、まずは通勤途中の景色でも撮ってみようかと考えています。博多駅の朝の光や、会社近くの小さな公園など、普段はただ通り過ぎるだけの場所も、ぬいと一緒なら違って見えるかもしれませんね。写真を撮ることで、自分の生活に少しだけ余白が生まれるような気がしています。







